開会中の小樽市議会第2回定例会(6月議会)は、26日(火)13:00から、予算特別委員会(斉藤陽一良委員長)を市役所別館第2委員会室で開いた。
「国が示している財政再建に対して、強い意志を持っていってもらいたい」(自民党・山田雅敏委員)。「裕福な自治体もあるが、全国には100の自治代が赤字。公立病院で赤字を抱える自治体もあるので、一律にやるのはどうかと思う。特殊な要因は除外すべき。秋口には基準が決まるだろうから、全国市長会でも関心があるので、発表の基準によっては大きな運動になる」(山田勝麿市長)と答えた。
「市立病院の統合新築で、病院機能を継続するため、築港で建て替えるとしているが、新病院オープン前には、職員の研修なども必要になる。診療活動をやめるのはいつか」(民主党市民連合・斎藤博行委員)と質した。「そこまで具体的に決めていない。これから検討してまいりたい。休むことのない方法を考えていく」(小樽病院事務局)と答弁。
このほか、各委員からは、臨港地区「工業地区」の土地利用(共産党・古沢勝則委員)、廃棄物処分場について(北野義紀委員)、学校カルテ・財政健全化計画・廃棄物最終処分場2期拡張工事について(公明党・高橋克幸委員)、現病院の診療科目・市道と管理道路など(平成会・大橋一弘委員)についての質疑が行われた。