6月15日(金)に開会した小樽市議会第2回定例会(6月議会)の会派代表質問1日目が、21日(木)13:00から行われた。
21日(木)の会派代表質問には、共産党・新谷としと自民党・成田晃司の2議員が質疑に立った。
共産党・新谷議員は、財政問題・税制改正による市民負担増・新市立病院問題・小樽市室内水泳プール・介護保険制度について質問。
新市立病院問題では、「先の選挙で、市長の得票率は38.4%、他2候補は61.6%の支持があった。2候補の主張は違うものの、築港地区への病院建設反対の意思表示と思える。市長は、選挙中、病院について説明不足があったとしているが、今後はどのような形で市民に知らせるのか。反対が多ければ計画は変更されるのか」と質した。
山田市長は、「選挙中、市民の方にお話をすれば大方の人が理解をして頂いたので、市民への説明について今後検討していく。病院を見て頂ければわかるように、今後とも病院建設は築港で進めていく」と答弁した。
自民党・成田議員は、市長の政治姿勢・財政問題・地域経済と中心市街地の活性化・環境問題・土砂災害策・障害自立支援法・いじめ問題について質問した。財政問題について、「一般会計は3年連続の赤字となっているが、解消策は」と質問。
山田市長は、「平成18年度は、平成13年度以来の黒字になるが、引き続き多額の赤字になっている。財政再建推進プランをさらに踏み込んだ財政再建実施プランを、まずは、職員一丸となって実施していく」と答えた。
22日(金)の会派代表質問2日目は、公明党・高橋克幸、民主市民連合・斎藤博行、平成会・大橋一弘の3議員が質疑に立つ。