子供奴たちが活躍する龍宮神社例大祭が、6月20日(水)から始まった。新しい衣装をまとった色内・稲穂小周辺の子供たちが、同社周辺を練り歩く伝統演技「やっこ振り」を披露し、祭りの開幕を告げた。
小樽三大祭りの第2弾となる龍宮神社例大祭は、6月20日(水)から22日(金)までの3日間。カラオケ大会や松前神楽、空手演舞、バンド演奏などのイベントが行われる。
同社境内周辺や梁川通りには、焼き鳥やたこ焼き、クレープなど祭りに特有の露店が立ち並び、小さな子供から高校生、若いカップル、家族連れなど多くの客が繰り出している。
初日の宵宮祭では、約20人の子供奴行列が行われた。国道5号線沿いの大鳥居前から出発。挨拶を意味するハサミ箱だてなどの習わしを行いながら神主を迎えに行き、境内までの階段を上り、お払いをした。鼻筋に白化粧をして、目をくっきりと描いた子供たちは、「少し緊張した」、「今日は楽しかった」、「明日はもっと頑張る」(東山雄太くん・林杏奈ちゃん・高橋日花里ちゃん・油谷玲奈ちゃん)と張り切っていた。
子供奴の奴頭・坂井弘之さん(33)は、「明日の本祭で、奴に参加する子供たちは、サンモール一番街から境内まで奴行列を行ったり、松前神楽を披露したり、祭りを盛り上げます。期待して下さい。」と子供たちの指導に力が入る。21日(木)の本祭では、みやこ市開催中の都通り商店街を練り歩く龍宮神輿の渡御も行われる。
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