社保庁、年金記録漏れ!小樽でも問合せ急増!


hoken.jpg 社会保険庁の年金記録漏れ問題で、全国の社会保険事務所の職員らが、6月8日(金)、一斉に“おわび”のチラシを配った。小樽社会保険事務所(富岡1)でも、朝07:40~08:20、職員約12名がJR小樽駅周辺でチラシ621枚を配布した。
 普段は静かな同事務所も、5,000万人の記録漏れが発覚して以来、問合せの市民が急増している。
 同小樽事務所では、年金記録漏れ問題に対応するため、6月4日(月)から、窓口の職員を4人から6人体制となった。
 通常、一日80人前後の市民が訪れているが、記録漏れが発覚した4日(月)から一週間では、一日100~130人もの市民が訪れている。このうちの半数が、同問題に対する問合せで、職員を2人増やした6人体制で対応しているものの、10人から25人の待ちが出来る日もあった。電話での問合せも一日20~30件あるという。
 問合せに来た市民のほとんどは、本人との記録通りだった。仮に、東京で勤務していたなどで、記録が宙に浮いていることが判明した場合、小樽事務所は東京事務所に照会を求め、記入漏れが確認された人に対して、計算し直して新たな金額で支払うことにするという。
 社会保険庁:年金記録問題について