迫力の大型絵画ずらり!小樽美術協会展


bijutu.jpg 小樽美術協会の第39回展覧会が、市立小樽美術館3階市民ギャラリー(色内1)で、6月5日(火)から始まった。プロの作家や全道で活躍する会員たちが描いた、迫力ある大型作品55点がずらりと並んでいる。
 同会は、1945(昭和20)年に小樽在住美術家によって結成された。1947(昭和22)年市民に参加の公募展(市展)が設置されたことで解散し、市展の委員として参加することになった。しかし、委員には、出品作品の大きさに制限があるため、1969(昭和44)年に、再び小樽美術協会を設置し、新たな発表の場を設け、今年で39回目となる。
bijutu1.jpg 今年は、59名の会員のうち55名が1作品ずつを発表。小樽在住やゆかりのある美術家たちが多く、小樽運河や港、花園町など、小樽にちなんだ作品が多い。中には、淡い色使いで春の訪れを感じさせる花の絵を描いた作品も。長橋在住の堀槇子さん(71)は、「主に人物や花を描いている。これからもずっとお花を描いていきたい」という。
 山下脩馬事務局長は、「会員の美術家さんたちの多彩な作品はもちろん、一原有徳先生の作品もあるので、ぜひ見に来てもらいたい」と話していた。
 第39回小樽美術協会展2007は、6月5日(火)から10日(日)10:00~18:00(最終日17:00)まで。入場無料