夏至の夜はロウソクの明かりで!「キャンドルナイトinおたる」


 「電気を消して、スローな夜を・・・」と、「キャンドルナイトinおたる」(本多恭子実行委員長)が、6月22日(金)午後8時~10時、市内各所で行われる。
 同実行委員会が、「2007年夏至日本から世界が変わる」と号外を配り、地球温暖化の現状を知り、ライフスタイル見直しを呼びかける草の根運動に応じて行うもの。
 キャンドルナイトは、2001(平成13)年にカナダで始まった自主停電運動で、日本では当初100人程度で始まった。その後、「100万人のキャンドルナイト」として全国に広がり、昨年は、600万人~700万人の参加者があったという。
 省エネ・平和・資源・緑・命の大切さ・未来・愛・夢・希望などについて、一人ひとりがそれぞれの思いを胸に考え、キャンドルの灯りに揺られながら優しい時間を過ごすイベント。
candle.jpg 同実行委は、「ロウソクの灯りの下で、温暖化問題などについて語りたい」(本多委員長)と、22日(金)20:00~22:00、小樽商大生が経営するカフェプロジェクト(色内2)で「キャンドルナイトinおたる」を行う。一般市民の参加も呼びかけており、会費は1,000円(ワンドリンク・おつまみ)。
 さらに、市内ウィングベイ小樽では、自主停電事業として、観覧車の運転終了時間を1時間早めたり、館内廊下の照明を50%節電するなどの取り組みを行う。市内飲食店などでも、電気を消してロウソクの灯りで営業する店舗も。同実行委では、このほかの企業や店舗などにも参加を呼びかけている。
 6月17日(日)・18日(月)・19日(火)の3日間、この運動の一環として、温暖化の現状や消費電力や二酸化炭素排出量削減などの取り組みを紹介するタブロイド版「6・22キャンドルナイト」号外を小樽市内各所で20,000部配った。「ロウソクの明かりの下で、みんながこの号外を読んで、一人ひとりの意識が変われば未来は変えられる」としている。(写真提供:キャンドルナイトinおたる実行委員会)