小樽市室内水泳プールが、6月17日(日)をもって、31年の長い営業に終わりを告げた。入居する駅前第3ビルの再開発事業に伴う閉館で、7月1日からは、リニューアルした高島小温水プールが代替利用出来る。
市室内プールは、1976(昭和51)年11月に開館。鉄骨・鉄筋コンクリート造の1,398.93平米。日本水泳連盟公認の一般プール25mの7コース。年間約4万人の利用者が訪れていた。
最終日の17日(日)も、通常の日曜日営業(10:00~18:00)で、小学生や高齢者の団体が訪れていた。日本赤十字社小樽市地区による着衣水泳体験教室なども行われた。
リハビリでプールに通っている新光町の女性(74)は、「プールに来て、お友達と話したり歩いたりするのが唯一の楽しみ。駅前にあるとバス1本で来れるけれども、高島小プールに移ってしまうと、バス2本で通わなければいけなくなる。大変残念」と話していた。
◎関連記事