発達中の低気圧の影響で後志北部に「強風,波浪注意報」(06:10)が発表された5月26日(土)の小樽市内。前夜は、強い風と雨にたたられ、運動会の幕開けが心配されたが、この日に運動会を予定していた小学校13校のうち5校は、グランド状態が悪く延期になったが、8校は、雨が止んだため予定通り実施した。
一生懸命練習した子供たちは、雨の上がったグランドで1位を目指して必死に走り、子供や親たちの声援が市内に響き渡っていた。
26日(土)に運動会を予定してた小学校は、幸・北手宮・色内・緑・最上・桜・天神・潮見台・豊倉・朝里・張碓・桂岡・銭函の13校。運動会前日の25日(金)、暴風・突風・雨などで、グラウンド状態が悪くなり、中止を検討する学校も。しかし、父母などの日程などを考慮し、当日の天候の様子を見ながら実施した学校が多かった。
26日(土)当日、潮見台・豊倉・朝里・張碓・銭函の5校は、グラウンドの状態が良くならず、残念ながら延期を決定した。他8校は、「様子を見ながら」、「出来るところまで」、「競技の順番を変えたり、早めたりする」などと、予定通り運動会を行った。
幸小学校(幸4)では、08:50から運動会が始まった。全校生徒でストレッチ体操を行い、すぐに競技に移った。1、2年生の「およげ!たいやきくん」や5、6年生の「組体操2007」などのリズム種目、徒競走やリレーなど個人・団体種目が次々に行われた。低学年や高学年のリレーでは、父母などから「負けるな」、「行けー」、「頑張れー」などの声援が響き渡り、子供たちは一生懸命競技に取り組んでいた。
40代男性は、「子供たちが毎日一生懸命練習してきたので、予定通り運動会が行われて良かった。延期して親の日程が合わなくなってはかわいそうなので、天候は悪いけれど仕方ない」と子供たちに声援を送っていた。
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