おたる潮まつり(7/27~29)の記念グッズのひとつ“おたる潮風鈴”の製作コンペを行っていた実行委員会は、5月25日(金)、浴衣と下駄をイメージして作られた、株式会社北一硝子の作品に決定したと発表した。
今年は、市内7ガラス工房から31作品の応募があった。第41回おたる潮まつり実行委員会は、「なるべく女性の意見を」と、5月18日・22日に市役所・小樽病院の職員による投票を行った。24日に最終選考会を開き、「どれも良いものばかりだが、祭りのイメージにピッタリ」と、北一硝子の作品が今年の潮風鈴に決まった。
作品は、淡い水色に波模様の青いゆるやかなラインがなぞられ、ピンクと水色の小さな花がアクセントになっている。夏風が吹き風鈴が揺られると、ガラスと木製の玉が触れあい、優しい音色が広がる。
選ばれた風鈴は、同社・倉島洋子さんの作品。毎年潮ねりこみで、潮音頭や潮踊り唄を舞い、花火大会や会場の散策を楽しみにしている女性ガラス職人。
「潮まつりは和風の浴衣姿の多くの方々で大変賑わいます。潮風鈴は、潮まつりと考えて一番最初に思いついた浴衣をイメージして製作しました。風鈴の玉を木製にした理由は、浴衣姿の方が履かれている下駄のイメージを重ねました。色々と試してみて、音色が北海道小樽の夏の爽やかさを最も表現できるのではないかと考えました」と話している。
潮風鈴は、7月1日(日)から31日(火)まで運河プラザで、300個限定で販売する。1個1,800円(税込)で、販売収益は第41回おたる潮まつりの運営資金となる。実行委員会では、「小樽の夏の風物詩おたる潮まつりを、潮風鈴購入により、市民の皆様一人ひとりの手で支えていただきますよう、よろしくお願いします」と呼び掛けている。
問合せ:0134-32-4111(内線267) おたる潮まつり実行委員会事務局(小樽市経済部観光振興室)
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