第46回春季北海道高等学校野球大会小樽支部予選(16日開幕)の決勝戦が、5月20日(日)12:00から小樽市営桜ヶ丘球場(花園5)で行われ、小樽潮陵が1点差で小樽工業を下し、3年ぶりに小樽地区優勝した。
野球日和の快晴となった20日(日)の決勝戦は、19日(土)の準決勝で、強豪・北照を0点に押さえて勝利した小樽潮陵と、倶知安や小樽桜陽を下して勝ち上がってきた小樽工業との戦いとなった。
試合は、小樽工業が、1回・2回で2点先制したが、小樽潮陵は、3回にヒットが続き2点取り返した。6回裏、小樽工業のボークで小樽潮陵が1点追加したが、小樽工業が7回表に1点取り、同点となった。しかし、8回裏、小樽潮陵が相手のエラーから勝ち越しの1点を取り、4-3の1点差で見事勝利した。
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簾内義隆監督は、「選手たちは、北照に勝ち、少し浮かれ気味で緊張感が持てなかった。1点差の戦いになると予想していたが、苦しい試合を経験したことで、次につながると思う」と、全道大会に向けて意気込んでいた。
第46回春季北海道高等学校野球大会小樽支部予選は、5月16日(水)から小樽市営桜ヶ丘球場で開幕し、小樽・後志地区の13校が出場して熱戦を繰り広げていた。日曜日の小樽地区予選の決勝戦とあって、学校関係者や家族たちでスタンドが埋まり、好ゲームを繰り広げる地元小樽勢同士の熱戦に拍手を送っていた。
優勝した小樽潮陵は、札幌・円山球場で28日(月)から行われる全道大会へ出場する。潮陵が全道大会に出場するのは、2004(平成16)年以来の3年ぶりで、3年前には全道大会で準優勝の実績がある。チームの監督や選手たちは、今度こそ全道優勝を目指すと、3年前の再現劇に力を入れる。
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