小樽市富岡の高台にある豪邸の市指定歴史建造物・遠藤又兵衛邸が、5月20日(日)から27日(日)まで一般開放される。
遠藤邸は、海産物で富を築いた豪商・遠藤又兵衛が1902(明治35)年に建てた豪邸。和風を基調としながらも、玄関脇に洋風の八角形の白塗り応接室を設けているのが特徴的。
現在建物を所有する立正佼成会小樽教会(田中快枝教会長)が、1984(昭和59)年に建て替えを行い、翌1985(昭和60)年に市指定歴史建造物となった。以後、季節にあわせ、無料の一般開放を行ってきている。「明治に建てられた、くぎひとつ使われてない豪邸で、市民の方々から感嘆してもらっている」と、好評を博している。
今年も、献血やユニセフ募金、バザーなどを行う立正佼成会小樽教会の「成年の日」に合わせて、5月20日(日)から27日(日)まで一般開放する。
問合せ:0134-23-7265 立正佼成会小樽教会
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