大型連休中の4月30日(月)午前1:00頃、小樽の温泉街、朝里川温泉1丁目の朝里川温泉スキー場付近で土砂災害が起こり、周辺道路や民地、農地、車両などに泥水・小枝の流失・泥はねの被害が発生した。
小樽市の発表によると、土砂災害の発生は、4月30日(月)に5回、5月1日(火)に2回、日観興業(株)が所有する同スキー場(札樽ゴルフ場)のクラブハウス下方100m付近で起こった。朝里川左岸線全線・定山渓線左岸線付近~文治橋付近の道路、朝里川左岸線に面する車庫内1件と民地の一部4件、農地の一部1件、駐車車両、門・塀などに被害が及んだ。
このため、流出防止用の土のう750袋の設置や市道の清掃・交通止め、道道清掃などの初期対策を行った。今後は、河川への土砂流入による地域住民への影響を考慮して、小樽土木現業所に対し対策を要請し、土質コンサル・土地所有者・小樽市・小樽土木現業所の合同対策会議を開催するとしている。