3期目のスタートを切った山田勝麿市長は、市政運営の要としての副市長(助役)人事で、今月末で任期が切れる鈴木忠昭副市長(61)の後任に、山田厚総務部長を充てることにした。
これにより、3期目の市行政のNo.1とNo.2のダブル山田による体制が整うことになる。副市長人事案件は、24日(木)から開会される第1回臨時会に提出される。
山田厚氏は、1950(昭和25)年1月生まれの57歳。余市高校を卒業後、1968(昭和42)年に市職員として採用された。その後、港湾部、建築都市部、企画部を経て、土木部次長となり、企画部長、港湾部長を歴任した、市役所の生え抜きで、明るさと率直さと懐の広さからも、市の職員からも一定の評価を得てきている。
市役所No.2として、今後、市長が進める築港地区での新病院建設に邁進することになるが、同氏は、土木部時代は、築港地区の再開発室長として、旧マイカルの誘致を行ってきた。マイカルがこけた隣地で、今度は、副市長として新病院建設の指揮を取る巡り合わせになった。