大型連休中の4月30日(月)に小樽市内朝里川温泉スキー場(朝里川温泉1丁目)付近で発生した土砂災害に続き、5月2日(水)16:00頃、朝里ダム記念館から定山渓方面に5km進んだ地点で、道路片側が崩落する地滑りが発生した。
小樽土木現業所によると、2日(水)16:00頃に発生した地滑りは、延長約30m・高さ約8mで道路中央付近から道路本体が沢側に滑り落ちた。場所は、魚留の滝から約800m定山渓側に入ったところ。
4月27日のパトロールで路肩にひび割れを確認し、5月1日に再確認したところ、状況変化は見られなかった。しかし、翌日の2日13:00頃、ひび割れが進んだため、片側通行の交通規制を行っていた。
この後、一気に道路片面がえぐられるように崩落し、車両の通行が不能となった。このため、16:36に朝里ダム記念館から札幌国際スキー場までの11kmを全面通行止めとした。
5月8日(火)現在も通行止めとなっているが、復旧のめどはいまだ立たないでいる。「今週いっぱいで調査の結果を出し、早期に開通するような対策を検討していきたい」(小樽土現)としている。