2005(平成17)年11月から販売されている「小樽の水」は、2006(平成18)年度に95,952本販売され、観光客や若者を中心とした需要が多く、一般市民にも浸透されてきていると、5月14日(月)、小樽市水道局が発表した。
2006(平成18)年度のPR用も含めた「小樽の水」の総出荷数は約96,000本で、販売本数は約94,500本。販売店舗は、2005(平成17)年度の40店舗から約100店舗と、約60店舗も増加した。
運河・堺町周辺の観光地区では約25,000本の25.9%、セブンイレブン11店舗で約12,600本13.2%、イベント等の直販で約12,000本12.3%、小樽駅周辺自動販売機で約11,000本11.6%の割合で売れている。
小樽市水道局では、コンビニ販売では、他のミネラルウォーターは120円から150円であり、小樽の水は100円で販売していることから、若者の需要が多いと推測し、「駅周辺の自販機も好評で、一般市民にも小樽の水が浸透してきている」という。平成18年度の売上利益は858,000円となり、「当初(試験販売時)の赤字額もトントンになった」としている。
2007(平成19)年度では、一括発注により作成原価60円(1本)から58円に引き下げ、コンビニエンスストアの販売店舗数の拡大、市民生協3店舗・小樽駅前長崎屋ギフト売り場などでの取扱い店増、物産展での民間企業や小樽物産協会との連携、自販機による販売促進で販路拡大を目指し、約130,000本を販売することにしている。