高齢者の趣味を披露!第10回アルテ展


alte.jpg 第10回アルテ展が、5月16日(水)から、市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
 年金者組合の7人が始めたアルテ展。今年で目標としていた第10回目を迎えた。アルテとはイタリア語で芸術、ドイツ語で年寄りからの造語で、今回は、60歳代から80歳代までの30人もの人が参加している。水彩画や工芸、切り絵など多彩な作品約90点が飾られている。
alte1.jpg 出品者のほとんどが小樽在住で、水彩画も小樽運河や石造りの倉庫などの風景画が多く並ぶ。中には、小樽運河や倉庫群の切り絵もあり、細かい巧みな作業に関心した見学者たちの目を引いていた。旅行中の写真や指輪など、多岐にわたる趣味の披露会ともあって、多くのサークル仲間たちが見学に来ていた。
 同展事務局の長谷川則彦さん(75)は、「目標の第10回を迎えた。1つの区切りとして、新しい再出発を考えている。今回は、30人もの人たちが参加してくれて本当に良かった」と話していた。
 第10回アルテ展は、5月20日(日)10:00~17:00まで。最終日は16:00。