新緑の季節を迎え、小樽にガーデニングの季節がやって来た。市民に馴染みが深い恒例の「園芸市」が4月28日から始まった。
「第59回おたる園芸市」は、小樽園芸市睦会の主催。花園グリーンロードのイベント広場で、4月28日(土)から5月27日(日)までの1ヵ月間、午前9時から午後5時まで、市内の園芸店が参加して、市民に花や植物を提供する。
今回参加している園芸店は、好樹園・赤岩園芸・続木花園・高橋農園・赤岩花園の5店。これまで丹精込めて生育した数々の植物が並ぶ。庭木、果樹苗、鉢花、盆栽、山野草から球根、肥料、園芸資材までが所狭しと並んでいる。
ガーデニングの季節の到来とあって、市民愛好家たちが次々とお目当ての花や植物を探し、購入していた。山椒の木を買っていた山田町の女性は、「園芸市が始まるとようやく小樽にも春がやって来たと実感する。ここで買うと他よりもかなり安いので助かる。早速、ベランダ園芸を楽しみたい」と、満足そうだった。
ようやく巡って来た陽春に、園芸フアンたちがゆったりとした時間を楽しんでいた。