15日(日)告示・22日(日)投開票で行われた小樽市長選・市議選で、三つ巴の混戦を勝利した現職市長と、11人落選の激戦を勝ち抜いた28人の当選者たちへの当選証書付与式が、4月24日(火)、市役所で行われた。
市長当選証書付与式は、10:00から市役所別館第1応接室で行われた。選挙管理委員会の深山雄造委員長から山田勝麿市長へ証書が手渡され、「今回の選挙は、非常に激戦でした。信念を貫き市民の多くの賛意を得た。これから、職員とともに、市民の負託に応え、課題解決に持ち前のファイトで尽力してもらいたい」(深山委員長)と激励した。
当選した山田市長は、「無事当選したが、これからの4年間の厳しさを考えると、喜んでいられない。多くの批判票があったので、それをふまえて市政推進に励んでいきたい」と話していた。
10:30からは、市議会議員の当選証書付与式が、同館第1委員会室で行われた。現職19人、前職2人、新人7人の当選者が顔を揃えた。
今回の当選議員の最年少者は29歳で、最年長者は78歳で、平均年齢は56.1歳となっている。党派別では、自民10(現8・新2)、公明5(現3・新2)、共産5(現4・前1)、民主2(現1・新1)、新党大地1(新1)、無所属5(現3・前1・新1)となっている。
当選証書を受け取った市議たちは、激戦の疲れを見せながらも、やっと当選の実感に浸っていた。中でも最年少で当選した小樽商大大学院生の成田祐樹さんは、緊張した面持ちで当選証書を受け取っていた。