小樽市長選・市議選、選挙カー絶叫から悲鳴に!


 7日間の選挙戦の最終日となった4月21日(土)、小樽市内は絶好の快晴となり、市内を走り回る選挙カーの“最後のお願い”は、絶叫から悲鳴に変わり、最終の追い込みに拍車がかかっている。
 15日(日)告示・22日(日)投開票で行われる市長選・市議選の7日間の選挙戦も、いよいよ21日(土)で幕を閉じ、22日(日)の投開票を待つだけになる。
 週末の市内には、市長選・市議選の選挙カーが入り乱れて走り回り、最後の一票獲得に各陣営はしのぎを削っていた。
 絶好の選挙日和となった21日(土)は、最低気温で7.7℃、最高気温は15.1℃まで上がり、陽春の暖かさの中での選挙戦が展開されている。市長選・市議選とも、残り時間に追われての“最後のお願い”が悲鳴となって市内に響いている。
 3人の争いとなっている市長選では、現職、新人が最後のパフォーマンスに力を注いでいた。
 元衆議院議員、現職2期の市長と、若手新人前市議との三つ巴の争いは、7日間の選挙戦の顔見せ興行で、市民の投票行動にどう作用するかが注目される。
 65才、68才と34才の新旧対決となり、小樽市の危機的な財政状況と築港地区での新病院建設を争点にした市長選は、22日(日)についに市民の審判の時を迎える。
 市議選では、定数4減の影響もあり、これまでにない激戦が展開されており、最終日の選挙カーからは、絶叫と悲鳴が交互に繰り返され、市民への懸命な訴えに力を注いでいた。
 市議選の当落では、数票から数十票単位が勝敗の行方を左右するとあって、各陣営は一票の重みを噛み締めながら、“最後のお願い”に精を出していた。
 市民の審判は、明日22日(日)午前7:00から午後8:00までの市内47ヶ所の投票所で決まる。