春の使者フキノトウの芽生え!


fukinoto2.jpg 市街の雪も消え、周辺の山々に残る雪が解け出し、春の息吹きを感じさせる山菜の一番手として、フキノトウが市内の斜面から次々に顔を出している。
fukinoto1.jpg 独特の香りとほろ苦さを感じさせる山菜のフキノトウは、季節の最初に顔を出す春の使者。日本原産の山菜で、市内では手宮公園脇の崖地などに多く自生している。
 3月下旬からの温かさで、フキノトウが、市内のあちこちでニョキニョキとその姿を現している。フキのツボミのフキノトウが出始めると、市内は一挙に緑の芽吹きが始まる。
 寒さにジッと耐えていたフキノトウは、ツボミを緑黄色の苞(ほう)が何重にも取り巻き、ようやく春が来たことを実感させる。
 フキノトウは、味噌和えや天ぷらにしてその苦味を楽しむが、小樽ではあまり食されていないため、市内の至るところでこの山菜が簡単に手に入る。
 手宮三丁目の崖地にも雪が消え、多くのフキノトウが顔を出していた。