快晴となった4月5日(木)10:00から、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)の入学式が小樽市民会館大ホール(花園5)で行われ、新入生571名は決意を新たに、緑丘のキャンパスへと歩を進めた。
2007(平成19)年度の新入生は、商学部524名(男309名・女215名)。大学院62名(男47・女15)で、今年度から新設された現代商学専攻博士後期課程に5名(男4・女1)が入学。この中には、現役の札幌の私立大学教授もいる。
入学式の会場となった市民会館大ホールは、新入生とその父母などで超満員となった。席が足りず立ち見で子供の姿を見守る父兄も多く見られた。
秋山学長は、「歴史と伝統を誇る小樽商科大学のキャンパスで、環境と時間を有効に活用し、大学生活を思いきり満喫して下さい。充実した学生生活で一回りも二回りも大きく成長し、やがて、きっちり黒字の決算書を携えて、本校の卒業生として巣立っていってもらいたい」と期待を込めた。
来賓の山田勝麿市長は、「在学中にカフェの経営や選挙に出馬するなど、キャンパスを飛び出し活躍する方々も増えている。小樽の抱える諸問題を考える日がやってくると思います。実践的なことを通じ、大いに励んでもらいたい」と祝辞を述べた。
新入生代表の鎌田慎太郎さんと陸震さん(大学院)は、「学業を全うし、高度な学問を究め、学業を通じて社会に貢献出来る人材になる努力をする」などと誓った。この後、校歌、若人逍遥の歌なども披露された。
新入生571人の誕生で、小樽市街・港を一望する緑丘の商大キャンパスも、新学期の賑わいを見せることになる。