小樽商科大学附属図書館(緑3)と市立小樽図書館(花園5)は、所蔵する図書の貸出・返却などが、両図書館で出来るように連携協力することを、3月30日(金)に明らかにした。
連携協力は、小樽商大の地域連携の一環として行う。図書資料の個人貸出、参考調査、資料の公開展示など相互利用サービスを通じて、商大生・教職員と市民の教育・研究・学習環境を充実させることを目的としている。
これにより、両図書館の窓口で借り受け、返却することが出来るようになる。29日(木)に商大図書館で調印式が行われ、4月中にも実施されることになった。
図書の配送は、市立図書館の移動図書館「うしお号」によって無料で行われる。巡回・配達の時間や日程は、これから検討するとしている。
商大図書館の渡邊和夫館長は、「市民に商大を利用してもらい、大学生に市立図書館を利用してもらえるというメリットがある。今年2月頃から話が進められ、こんなに早くまとまり大変嬉しく思っている」と、市民と学生の利用を呼びかけている。