共産党独自候補擁立せず!市長選で森井氏を応援!


kyosan.jpg 「小樽明るい革新市政をつくる会」(佐藤勤代表)は、3月22日(火)14:00から小樽市役所で記者会見を開き、小樽市長選挙について、独自候補を立てず無党派市民党の森井秀明氏を応援することを明らかにした。
 明るい会(略称)は、小樽地区労働組合総連合(樽労連)、新日本婦人の会小樽支部、小樽民主商工会、全国生活と健康を守る会後志小樽本部(全生連後志本部)、日本共産党小樽地区委員会の5団体で構成され、約3,000人の会員から成っている、共産党支援の団体。
 同会は、過去3回の市長選では独自候補を擁立してきたが、今回は、市民運動の広がりの中で名の上がった森井氏の“小樽を第二の夕張にしない!新小樽病院を第二のマイカルにしない!新しい小樽を市民の力で創ろう!”の決意に共鳴して、政党と一線を画すると表明している森井氏を、推薦もせず協定も結ばず、ただ当選のために独自の行動をするとしている。
 明るい会と共産党が、候補者を推薦せず協定も結ばずに勝手連的に支援するのは、小樽始まって以来の出来事という。
 同会では、「今の市民の願いは、何よりも病院が築港に行って街が低迷しては困るということで、築港での病院建設を止め、今の政治を変えて欲しいという、この1点だけでも森井氏の主張に共鳴した。山田市政を変えたいという強い姿勢は、4年前や8年前にはなかった。知名度もなく、年齢も若くて大丈夫かとの声はあったが、横浜市長の例があるように若いからといって市長が務まらないわけではない。商店街や町内会の動きと、森井さんを囲む若い人たちとの動きを絡めれば、相当なことになる。若い発想で、政党にとらわれない市政をやると言っているので、相当期待出来るのではと思っている。今までの共産党では考えられないことだ。共産党も柔軟になった」と、これまでの方針を180度転換して、勝手連として森井応援に回ることになった。
 これに対し森井氏は、「私は無党派市民党で出馬することにしており、明るい会と接触はしておらず、自民党から民主党、公明党の方や新党大地、社民党の方など保守系から革新系まで幅広い応援を頂いているので、共産党を含め政党政派にとらわれないで、市民一人一人から始まる多くの方々の支援を受けて、当選が出来ればと思っている」と話した。
 過去3回の市長選で、約2万票の票を継続して獲得している組織が、無党派市民党の森井氏を支援することで、小樽市長選の様相は大きく変わることになろう。(過去3回の小樽市長選結果)

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