3月20日(火)、小樽市内にインフルエンザ警報が発令された。
市内は2月中旬以降インフルエンザが流行しており、小樽市保健所(外岡立人所長)では、12日(月)に3週間連続で注意報を発令していた。18日までに患者が223人まで増えたため、20日(火)にインフルエンザ警報を発令した。
これは、市内定点医療機関からの報告で、第11週(3/12~18)において、インフルエンザの患者が223人になり、警報レベルに達したため。第11週に入ってからの警報の発令は、これまでになく遅い時期での発令となっており、型はAとBが混在していることが特徴的としている。
全国的には現在、東京都においてインフルエンザが非常に流行しており、北海道ではおよそ2週間遅れで首都圏のインフルエンザの影響が出るため、市内での流行が4月上旬まで継続すると考えられている。
市保健所は、市内ではすでに警報レベルの流行期となっており、人混みを避けることや咳や熱のある人は、必ずマスクを着用することなど、積極的に予防していくことが重要だとしている。
また、「ほかの人へ感染させないために、インフルエンザと診断を受けた場合は、解熱後2日間もしくは抗ウィルス薬内服した場合には、内服期間中は自宅で安静にすることが大切です」と呼びかけている。
◎関連記事