小樽野草愛好会の『植物標本展示会』!


yaso1.jpg 小樽市内の野草の標本と写真145点を飾る、小樽野草愛好会の「植物標本展示会」が、JR小樽駅前長崎屋小樽店(稲穂2)で開かれている。
 小樽野草愛好会(北原武会長)は、2001(平成13)年9月に設立。市内近郊山林の植相調査、登山道整備などを目的に活動し、現在の会員数は200名にも上る。
 これまで、特に野草の豊富な塩谷丸山、赤岩オタモイ地区で約1,200点の標本を作成し、地域の植物基礎資料として小樽市博物館に寄贈してきた。
yaso2.jpg 設立以来初の展示会は、3月13日(火)から18日(日)まで、長崎屋1階ホールで開かれている。赤岩、オタモイ地区の標本100点と写真45点が展示されている。標本の中には、忍路で見つけたことから、オショロソウと名前がついている「バシクルモン」(学名)などが飾られている。
 同会の大川良祐さん(62)は、「普段何気なく見過ごしてしまう植物を、よく眺めて綺麗だなと感じてもらいたい」、稲穂町の池田幸保さん(62)は、「この会の北原会長と、8年ぐらい前に山へ行っていたので、すごく懐かしく感じる。新しい草を発見すると、持って帰って標本にしていたのを思い出します」と、当時を思い出しながら標本を見ていた。
 問合せ:0134-27-1701 小樽野草愛好会