総務・経済の予算特別委員会開く!


special1.jpg 小樽市議会第1回定例会は、3月2日(金)に続き、5日(月)13:00から、市役所別館第2委員会室で、総務・経済の予算特別委員会を開いた。
 平成会・上野正之委員は、病院問題を取り上げ、「病院会計の累積赤字44億円を5年間で解消するとしているが、財政部できちんと理解してこのような表を出したのか。99%出来るという意識なのか、やってみようとして出したのか。1年で崩れたら終わりだ」と質した。
 磯谷揚一財政部長は、「病院は、あらゆる問題を講じながら5年で解消することにしている。病院が死に物狂いでやってもらい、我々も一生懸命サポートしたい」と答えた。これに対し上野委員は、「民間病院では、土曜日の診療を行っているのに、市立病院が休んでいては、死に物狂いでやっているとは思えない」と強く質した。
 平成会・森井秀明委員は、3月3日(土)に行われた夕張市立総合病院経営アドバイザーの長隆(おさ・たかし)氏の講演会から、「収益を超えた起債は出来ないと、財政のプロに聞いたが」と質し、「これまでにそのようなことが議論に出てきていないので、病院側と話してみる」(財政部)と答えた。
 共産党・北野義紀委員は、ウィングベイ小樽で大型テナントが抜けた築港駅側のシーブ棟3階・4階の大きな空きスペースについて、「あの場所の再建は可能なのか」と質した。山田厚総務部長は、「3階・4階はがらんどうにする予定で、大型のフロアーを求めるテナントを探すと聞いている」と答えた。
 公明党・高橋克幸委員は、丸井今井問題で、「いつ頃、スポンサーなどの目途がつくのか」と質し、「難しい状況だが、今年中には目鼻をつける。小樽市としても、中心市街地活性化に対し、重要なことなので協力していきたい」(経済部)と答弁した。
 このほか、自民党の井川浩子、山田雅敏の両委員は、いじめ問題・学力テスト・学校安全対策・学校給食費滞納問題を取り上げた。民主市民連合の佐々木勝利委員は、機関車庫三号改修事業や高島小プール改修について取り上げた。
 6日(火)は、厚生・建設の予算特別委員会が開かれる。