580人が新たな旅立ち!小樽商大「学位授与式」


graduate2.jpg 海を見下ろす緑丘の地で、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)の卒業式「学位授与式」が、3月19日(月)13:00から挙行された。昼間コース443名・夜間コース99名の計542名と、大学院(修士)38名の新たな旅立ちとなった。
 1911(明治44)年に小樽高等商業学校として開校し、4年後に100周年を迎える小樽商大は、著名な作家や文化人、学者、芸術家、経済人などの優れた人材を多数輩出してきた歴史を持つ。単科大学でありながら、「北に一星あり。小なれどその輝光強し」という言葉通りの小さくてもきらりと光る個性豊かな大学として、経済誌などにもランキングに名を連ねている。
 19日(月)の学位授与式の会場は、袴や着物姿で華やかな女性たちや、たいやきの被り物でユニークな格好をした男子卒業生たちで埋まった。
graduate1.jpg 秋山学長は、「本学で培った広い視野、多面的なものの見方、実践的な分析力、そしてグローバルな目で世界を見据える国際的感覚は、社会に出ても必ずや各自の大きな味方となり、有力な武器となることでありましょう。学業は終わりとせず、これからも次代を担う人材として、引き続き自らの素質と人格を磨き、伝統ある本学の卒業生に相応しい品格ある社会人に成長してもらいたい」と告辞した。
 学長の告辞に耳を傾けていた卒業生は、来賓の祝辞、学生表彰などのあと、全員で校歌を斉唱し式典を終え、会場の第一体育館前で部活の後輩などからたくさんの祝福を受けていた。
 同校の2006(平成18)年度就職状況では、3月16日(金)現在、中間・夜間コース542人のうち、471人が就職決定している。

 小樽商科大学HP