小樽桜陽高美術部の女子部員7人の作品を披露する「第56回白蟻会展」が、3月21日(水)から25日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)の3階市民ギャラリーで開かれている。
「みんなで力を合わせて頑張ろう」の意味を持つ白蟻会。年に1回開くこの展覧会は、1年間の部活動から学んだ技術を披露する。今年卒業した3年生も含めた美術部員7人と卒業生1人の約80作品を展示。今年は、「森林」、「森のベンチ」など緑を使った作品が、多く出展されている。
1年生の瀧川純(16)さんは、桜や回廊、マジシャン、デッサンなどを出展。「先輩には、回廊を描く時に手前と奥の遠近感を出すための技術などを教わりました。最初と比べて大分良くなりました。先輩のアドバイスによって上達したと思います」とニッコリ。
今年4月から美術部の部長を任される佐々木恵理香さん(17)は、「この展覧会が終わると、3年生が卒業したと実感します。展覧会では、美術部員7人の個性豊かな作品を見てもらって楽しんでもらいたい」と呼びかけていた。
「第56回白蟻会展」は、3月21日(水)から25日(日)までの10:00~17:00、最終日は15:00終了。22日(木)は休館日。