小樽市役所(山田勝麿市長)は、4月1日付で実施する人事異動を、3月26日(月)に発表した。
今回の異動は、部長職2件、次長職2件、課長職16件、係長職23件、一般職58件の計101件。4月22日(日)投開票の小樽市長選を控えているため、組織改正と退職者に伴う異動、医療技術職員の補充など必要最小限のものとなっている。
小樽観光協会と小樽観光誘致促進協議会の統合により、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の規定に基づいて、社団法人小樽観光協会に職員3名を新たに派遣する。観光振興室付けで同協会に派遣し、行政の仕事と兼務する。
市民会館と市民センターに指定管理者制度を導入したことと、建設部では除雪等の直営部門を民間委託することから、職員の配置換を行った。福祉部では、地域包括支援センター準備室を廃止。小樽病院に地域医療連携室、小樽第二病院に地域医療連携室と医療情報管理室を新たに設置した。水道局では電気システム課を廃止し、整備推進事業課に統合した。地方自治法の一部改正で収入役が廃止となることから、会計室長を廃止し、新たに部長職として会計管理者を設置した。
4月1日(日)付の新採用者は、医療関係職員16名(医師10名、診療放射線技師1名、薬剤師1名、看護師2名、医療相談員1名と診療情報管理士1名)、教育関係職員3名(指導主事2名と学芸員1名)と、消防職員2名の計21名となっている。