小樽市内初の完全個室ユニット型の介護老人保健施設「望」(望洋台2)が、4月1日(日)にオープンする。
この施設は、医療法人社団清か(夏井清人理事長)が運営し、「要介護者が自分らしく自分の希望する生活を継続出来るよう支援し、尊厳を尊重した医療・介護の提供を目標」としている。通所リハビリ(デイケアサービス)と内科クリニックを併設。
土地面積約7,000平米に建つ地下1階・地上3階建の新築で、1階に通所リハビリテーションスペース、2階に介護老人保健施設が設けられている。2階には、地域住民との懇談の場と無料のラウンジもある。
小樽初の完全ユニット型施設は、10ユニット(1ユニット10室)の定員100名。約8畳の部屋には、ベッド・クローゼット・テレビ・洗面所・冷蔵庫などを備えている。入所サービス利用料(30日)は、要介護1の124,020円から要介護5の130,290円までで、食材料費・居住費の他、併設する「望洋台なついクリニック」での診療代・薬代も含まれている。利用者の状況によって、自己負担費用などが加算される。
同施設開設前の3月28日(水)には、関係者を集めて内覧会と竣工祝賀会が行われ、看護師などによる各施設の案内などがされた。夏井理事長は、「やっとスタートに立たせてもらった。利用者や家族など皆さんに良かったと言ってもらえる施設を作っていきたい」と話し、施設内の説明を行っていた。
現在、定員100名に対し約50名の入所者が決まっており、一般の内覧会が、3月29日(木)・30日(金)10:00~15:00に行われる。問合せ:0134-51-2215
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