4月22日(日)投開票で行われる市長選で、3選出馬を表明している現職の山田勝麿市長は、3月20日(火)11:30から、駅前第1ビル4Fの後援会事務所で、”第3期 山田市政の公約”の発表を行った。
公約発表の席には、市長を推薦する自民・公明・民主・連合小樽のオール与党のメンバーが「はつらつ小樽をつくる市民の会」(森川正一会長)として顔を揃えた。
第3期 山田市政の公約は、『市民とともに知恵を出し合い 愛着の持てる住みよいまち「はつらつ小樽」の創出』のキャッチフレーズのもと、まちづくりの基本姿勢3項目と基本目標5項目から成っている。(公約はこちらから)
第3期の公約もほぼ第2期目の公約を踏襲したもので、ほぼ同じ内容となっている。
山田陣営は、佐藤静雄氏の市長選出馬表明で、「厳しい状況になったので、気を引き締めていかなければいけない」と、警戒心をあらわにしていた。
市長は、「現在25%の削減をしている報酬は、当選すれば、もう少し削減しなければならないだろう。退職金の受け取りは、選挙後に判断する」と、言葉を濁した。
また、18:00からは、小樽グランドホテル(稲穂1)で、「山田かつまろを励ます夕べ」と題した資金集めのパーティーを開いた。会場には、約900人が集まり、事務局では、「パーティー券は3,000円で3,500枚用意し、各界に販売した」と話しており、実質的な選挙資金集めの会となった。
次々と開設された3陣営の事務所と集会の重なりで、市長選としては市内にこれまでにない盛り上がりが見られ、勝敗の行方とともに投票日まで、各陣営のつばぜり合いが執拗に続くことになる。