澄んだ青空が一面に広がる真冬の快晴となった2月26日(月)の小樽市内。小樽の海は、久し振りに穏やかな表情を見せた。白い峰々が連なる増毛連峰が、小樽港の石狩湾越しの青い海にくっきりと浮かんだ。
小樽市街各地からは、この石狩湾に浮かぶ増毛連峰の雄大な景色が広がっていた。坂の多い街として知られる小樽では、各所の坂を登るごとに、この見事な景色が眺められる。今年は暖冬の影響か、雪を被った暑寒別や増毛の山々が眺められる日が例年よりも少なかった。
26日(月)の小樽市内は、寒気が戻りマイナス9.1℃を記録。凛とした寒気と高気圧で、市街の向こうに、白いたおやかな山々が青い海にポッカリ浮かぶ姿を見せた。市内のショッピングセンターの窓から見えるこの景色に、買い物に来た市民もゆっくり見入っていた。