小樽市長・市議会議員の任期最後の小樽市議会・第1回定例会が、2月23日(金)13:00から開かれた。
本定例会には、平成19年度小樽市一般会計予算や港湾事業特別会計、小樽市病院事業会計予算などの予算議案28件と、小樽市職員給与条例の一部を改正する条例案や小樽市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案など15件議案が上程されている。共産党からは、小樽市非核港湾条例案1件が提出されている。
13:00から開かれた本会議では、今議会の日程を2月23日(金)から3月12日(月)までの18日間と決定し、山田勝麿市長から提案説明が行われた。
山田市長は、任期の締めくくりとなることから、提案説明の中で、2期目の4年間の市政運営を振り返り、所信を述べた。「市政を取り巻く状況は年々厳しさを増し、まさに嵐の中を航海してきた、そんな感じがいたします。特に、平成15年からの2期目は、1期目より更に厳しい4年間だったと感じております」とし、小樽の経済状況、少子・高齢化と人口減少、多額の財源不足、2年連続の赤字決算などの問題などを取り上げた。その後、各上程案件の説明に移った。(市長提案説明)
この第1回定例会は、市長にとっては2期目の最終議会となり、議員にとっても任期の最終議会となる。このため、本会議や各委員会での質疑の行方に注目が集まることになる。
18日間の日程は、2月23日(金)開会、27日(火)・28日(水)会派代表質問、3月1日(木)一般質問、2日(金)・5日(月)・6日(火)・7日(水)予算特別委員会、8日(木)各常任委員会、12日(月)閉会となっている。(議会予定表)