韓国人ボランティアが小樽でスキー体験! 

 小樽雪あかりの路の韓国人ボランティア41人が、2月16日(金)、朝里川温泉スキー場(朝里川温泉1)でスキー&スノーボード体験ツアーに参加し、小樽のパウダースノーを存分に満喫した。
 この体験ツアーは、4日間で小樽の観光地を巡り、新たなプロモーション方策を探るツアー。国土交通省北海道運輸局と小樽雪あかりの路実行委員会の主催。韓国人ボランティアが小樽の魅力を徹底調査し、“小樽を韓国にひろめ隊”を結成して、“小樽ブーム”を一層盛り上げるための民間レベルによる国際交流の一環。
 1日目の15日(木)は、水族館と海の幸満喫ツアーを行った。2日目の16日(金)は、朝里川温泉スキー場でのスキー&スノーボード体験ツアー。
 朝里川温泉スキー場を訪れた41人の“小樽を韓国にひろめ隊”は、16日(金)にスキーやスノーボードに挑戦した。初めてスキーに触れる人が多く、始めにスキー靴の履き方から教わった。ようやく準備が整うと、初心者と経験者に分かれ、それぞれに本格的なスキーレッスンが始まった。
 経験者グループは、真っ先にリフトでコースに上がり、小樽のパウダースノーを早くも滑降した。初心者グループ約30人は、準備体操から片足スキー特訓などの基礎レッスンを行った。徐々に慣れてきた人は、両足スキーで歩く練習、山登り特訓など、いよいよスキー滑りに挑戦。「きゃ~」、「こわい」、「ぶつかる」などの悲鳴とともに笑い声も広がり、初めてのスキーを楽しんだ。
 約2時間のスキー&スノーボード体験で、キム・スンギョンさん(22)は「難しくて疲れたけれど、本当に楽しかった」、キム・ナレさん(19)は「スキーに熱中していて景色を見ることが出来ませんでした」、ユック・セ・ウンさん(19)は「雪が好きだったので、また小樽でスキーをしたいです。もっときちんと習って上手に滑りたいです」と笑顔で話していた。
 国土交通省北海道運輸局では、「小樽の魅力を体験して、ブログなどで広げてもらい」と、小樽観光に関するアンケートを実施し、韓国人の視点から小樽の魅力を検証することにしている。
 “小樽を韓国にひろめ隊”は、17日(土)に、オルゴールの音色と映画「Love Letter」ロケ地を巡るロマンチックツアー、18日(日)に、小樽の食文化と歴史的建造物&ウィングベイ小樽を巡る今昔探訪ツアーを実施する。