写真が語る商店街の今昔!小樽サンモール一番街


sunmall1.jpg 大きなアーケードを持つ市内中心商店街のサンモール一番街(稲穂1)で、同商店街の昔がひと目で分かる今昔写真展が、2月8日(木)から、雪あかりの路に合わせて始まった。
 小樽サンモール一番街は、かつては銀座一番街と言われ、ニュー銀座や丸井などの大型店で繁栄した商店街。1990(平成2)年には、雨雪を防ぐ開閉装置付のアーケード街としてオープンし、人気を博した。
 このアーケードの下で開かれている「今昔写真展」には、商店街で集めたり、小樽市博物館提供の昔懐かしい写真54枚が展示されている。1923(大正12)年の丸井やニュー銀座、HOKKAIHOTELなどの懐かしい写真が飾られ、当時の小樽を鮮明に思い起こさせる。平成のアーケード工事のカラー写真もあり、小樽サンモール一番街の今昔がはっきり分かる写真展となっている。
sunmall2.jpg 4姉妹で食事に来ていた女性は、「当時を思い出すわね」、「まだ私小学生だった」、「本当にこの時は栄えていた」、「まったく覚えのない写真もある」と、当時の懐かしい思い出を話していた。市内の男性は、「俺は生まれも育ちも小樽。本当に懐かしい写真ばかりだ。角の店を見ればどこの場所かすぐ分かる」と、写真を指差して当時を偲んでいた。
 同商店街では、「2年前に実施して評判が良かったのでまた行いました。昔を見つめ直して今を考えてもらいたい。年配の人には懐かしさを、若い人たちには当時のことを知ってもらいたい」と話していた。
 この写真展は、9日(金)から開催する「第9回小樽雪あかりの路」に合わせ、8日(木)から20日(火)まで行われる。

 小樽サンモール一番街HP