小林多喜二没後74年の墓前祭!小樽奥沢墓地


takiji.jpg 2月20日(金)は、小樽が生んだプロレタリア作家・小林多喜二の没後74回目の命日。全国各地から多喜二ファン約100名が来樽し、多喜二が眠る奥沢墓地(奥沢5)で墓前祭が行われた。
 墓前祭は、没後55年から、多喜二祭実行委員会の主催で行われている。
 13:30から行われた墓前祭では、実行委員長などが挨拶し、手に手に赤いカーネーションを持った参加者が、次々と墓前に献花を行った。
takijisai1.jpg 冬の冷たい風もない快晴となったこの日、多喜二の墓の周りを太陽が明るく照らした。小樽の街をこよなく愛した多喜二が静かに眠る墓前で、全国の多喜二ファンたちが両手を合わせ、多喜二を偲んでいた。
 墓前祭の後には、15:00から小樽市民センター・マリンホール(色内1)で、映画「時代を撃て多喜二」が上映された。
 18:30からは「多喜二記念 講演と音楽の夕べ」が行われ、文芸評論家の澤田章子さんが「多喜二は現代に何を語るか」と題した講演を行った。“うたう会きずな”による「多喜二へのレクイエム」の演奏も披露された。(写真提供:多喜二祭実行委員会)

 関連記事