3連休最後となった2月12日(月)の小樽市内は、冬型の気圧配置のため、強い吹雪に見舞われた。16:00には、今冬最大の積雪深76cmを記録した。
未明から雪が降り始め、時折、強い吹雪で視界が妨げられ、道路や家屋の屋根は、見る間に真っ白になった。昨日市街を覆った白い雪がさらに白さを増した。ロードヒーティングの道路も、雪を融かすのが間に合わず、見る見るうちに白い雪で覆われた。市内各地では、この本格的な降雪で、雪投げに追われる市民の姿があちこちに多く見られた。
JR小樽駅前交差点では、厚手のジャンパーとフードを被った大勢の観光客や市民が行き交っていた。観光客は、吹雪の中、風に煽られる地図を見ながら、小樽運河などの観光名所を目指した。買い物客の中には、小さな子供の手を引っ張りながら、家路を急ぐ主婦の姿が目を引いた。
市内の最低気温は-5.8℃を記録し、12:00までで-3.2℃と気温が上がらず、寒い日となっている。積雪も昨日24:00から12日(月)16:00までで、60cmから76cmまで増え、今冬最大の積雪深を記録した。
雪不足に悩まされていた小樽雪あかりの路(2/9~18)では、11日(日)と12日(月)の2日連続で雪が降り喜んでいたが、「今日みたいに、こんなに雪が積もってしまうと、オブジェの雪かきなどに、かえって手間がかかってしまう。降らなくても大変だけれど、あまり降ってしまっても大変」と頭を悩ましていた。