今年7月に小樽市総合博物館(手宮1)に一部統合される小樽市博物館(色内2)が、4月1日からの展示替リニューアルに伴い、2月19日(月)から3月31日(土)まで臨時休館する。
小樽市博物館は、旧小樽倉庫の一部を再利用して、1985(昭和60)年に移転開館した。小樽の発展を地図や写真などの資料で知る<街のあゆみ>や、文書・写真・模型などで北前船の姿を知る<開かれた航路>などの第一展示室。北海道の天然記念物から日本最大の甲虫、世界の昆虫などの資料を見ることが出来る<昆虫と植物>の第二展示室などから成る。7月からは新総合博物館に統合されることから、現博物館は、新総合博物館の分館としての機能を担うことになる。
同館では、分館開設を前に、2月19日(月)から1ヶ月以上休館し、展示物のリニューアル作業を行うことにしている。第一展示室の歴史関係の資料、第二展示室の自然関係の資料を大幅に入れ替え、小樽の歴史・文化・自然について、より深く学べるスペースにしたいとしている。「第二展示室では、小樽の自然をもっともっと分かってもらえるように、小樽に生息する昆虫の標本などを展示します。たくさんの人にぜひ来てもらいたい」と話していた。
展示替えに伴う臨時休館は2月19日(月)~3月31日(土)。問合せ:0134-33-2439 小樽市博物館。