小樽運河“美しい日本の歴史的風土100選”に!


unga.jpg 毎年、約700万人以上の観光客が訪れる観光都市小樽を代表的する、小樽運河や周辺の歴史的街並みが、このほど、“美しい日本の歴史的風土100選”に選ばれた。
 “美しい日本の歴史的風土100選”とは、古都保存法施行40周年の記念事業。1993(平成5)年に設立した財団法人・古都保存財団などから構成する同実行委員会が主催。「歴史的風土の保存と継承、観光立国、風格ある美しい活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的」としている。
 昨年10月から12月まで、地方公共団体等の関係機関、一般個人等から推薦を受付け、今年1月31日に同選定委員会による審査・選定が行われた。全国698件の応募の中から、小樽市の「小樽運河及び周辺の歴史的街並み」が、100選の中に見事選ばれた。道内では、小樽のほか函館市と松前町も選ばれている。
unga1.jpg この100選の一覧表では、都道府県順で、小樽市が一番最初に掲載されている。「明治から昭和初期の繁栄を伝える銀行、商家など建物、小樽運河、運河沿いの倉庫群が港町の風情をかもし出している」と紹介されている。
 小樽市では、「美しい日本の歴史的風土100選に選ばれ、小樽市では、これからも保存活動に力を入れ、運河周辺の建物を活用し、これからの街づくりに活かしてしていきたい」としているが、100選に選ばれた歴史的建造物の隣には、高層マンションが建ち並び、景観破壊として問題にもなっている。

 美しい日本の歴史的風土100選


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