ショッピングセンター・ウィングベイ小樽(築港)のシーブ棟1番街3階にある「喜久屋書店小樽店」が、ポスフール側の5番街2階に移転し、3月17日(土)にリニューアルオープンすることになった。
喜久屋書店は、2003年8月にシーブ棟1番街3階の1,200平米(約360坪)にオープンし、図書数100万冊を数える大型書店。店内のイスに腰掛けて、ゆっくりと本を選べることからも書物を求める多くの客が訪れていた。
しかし、書籍の入替えや集客増を求めるため、2月14日(水)に一時閉店し、ポスフール側の5番街2階の元飲食店跡1,000平米(約300坪)に移転し、3月17日(土)からリニューアルオープンすることになった。
前田哲店長は、「当初予定していた売上げよりも低かったが、この3年間での売上げを見て、本の種類を厳選したい。この施設の中で、今一番集客があるのはポスフールだと思う。JR側から来てくれるお客さんのこともあるが、ポスフールの買い物客をターゲットにして、よりよい店にしたい」と話していた。
同書店の漫画館・子ども館の最終営業日は2月12日(月)、全店舗の最終営業日は14日(水)。休業中の商品の受け渡しは、現在の喜久屋書店インフォメーションで行う。
同シーブ棟4階では、昨年8月に大型テナント「メガアウトレットおたる」が撤退して空き店舗となっている。今回は、これに次ぐ大型店の移転で、3階も巨大な空き店舗となる。ウィングベイ小樽を運営する小樽ベイシティ開発では、「4階も3階も次のテナントは決まっていない」とし、シーブ棟1番街のシャッター街がさらに広がることになった。