今年初の三連休となった、1月6日から8日にかけ、急速に発達した低気圧の影響で、道内は大荒れの天候となり、小樽市内でも強風と高波が押し寄せた。8日(月)には、暴風や高波のピークを過ぎたが、冬型の気圧配置がこれから9日(火)にかけ大雪をもたらし、本格的な冬の到来となる模様だ。
8日(月)15:00の気温は-1.7℃、北北西の風5m、積雪21cmだったが、20:00には気温-2.3℃、西北西の風2m、積雪28cmと、急激に積雪量を増している。夕方から夜にかけては時々吹雪き模様となり、降雪がさらに深まっている。
暖冬の影響で、今年になって降雪がなく道路にも雪がないという、雪国小樽にとっても、珍しい正月風景が広がっていたが、これも8日から9日にかけての大雪で、あっという間に本格的な雪国に戻ることになる。気温も下がっているため、細かいサラサラの雪が舞っており、市民は、早朝から久し振りの雪投げに追われることになりそうだ。
札幌管区気象台は、1月8日16時40分発表の天気概況で 「石狩中部・南部、後志地方では、9日明け方にかけ大雪となるでしょう。また、石狩・後志地方の海は、引き続き9日にかけ波の高い状態が続く見込みです。大雪による交通障害やなだれ、高波に注意して下さい」 と呼びかけ、「大雪・波浪・なだれ注意報」を継続している。