1月18日(木)に発生した深夜火災に続き、19日(金)2:30頃、市内緑1で火災が発生し、焼け跡から1名の焼死体が見つかった。2日続きの深夜火災による死亡者が発生したことで、小樽市消防本部ではくれぐれも火元への注意を呼び掛けている。
12日(金)2:30頃、緑1-25-1山下宅で発生した火災は、雪の吹きつける中での消火活動となった。焼け跡から見つかった焼死体は、世帯主の山下ユミさん(78)さんとみて身元確認を急いでいる。山下さんは独り暮しで、逃げ遅れたものとみられている。
この火災では、木造2階建112平米を全焼させ、昨日に続く大きな火災となった。近所の人からの通報を受けた小樽市消防本部は、消防車両13台･隊員43名を出動させ消火活動にあたり、発生から1時間後に鎮圧し、3:50に完全に鎮火させた。火災原因は現在調査中。
2日続きの火災で、19日現在、市内の火災発生件数は7件となっており、昨年よりも4件も多い。そのほとんどが居住者の火元の不注意から発生した火災となっている。同本部は、｢この2日間で発生した深夜火災で、住宅用火災警報器を設置していれば、早期に避難出来たかもしれない｣として、今後、各家庭を回り警報機の設置を呼び掛けていくことにしている。(写真提供:小樽市消防本部)
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