「小樽港」や「北の美人」などで知られる小樽・雪の花酒造(真栄1)は、新年明けの1月4日(木)から、新酒の第1弾の販売を始めた。 新年早々の新酒販売第1弾となったのは、滓酒生原酒・清酒「唯今無名」720mlと濁り酒純米吟醸・清酒「北の淡雪」720mlの2種類。
「唯今無名」は名前がユニークなことから人気が高まった。一昨年から昨年にかけては、販売開始から瞬く間に完売するなど好評を博している。「北の淡雪」は、滓がいっぱいの原酒で、飲むというよりは食べることに近い濁り酒。
「毎年、酒を良くしていこうとしているので、今年の酒は昨年よりもさらに荒さがなくなり、落ち着いた酒になっている。昨年も評判だったので、引き続き今年も販売することにした。ぜひ小樽や北海道の人に飲んでもらいたい」(同社)としている。
1961(昭和36)年に勝納川沿いに設立された同社は、1995(平成7)年から自社ブランドの製造を始め、新製品を続々登場させている。現在は、20種類にも及ぶ酒を販売しており、今月末には新酒第2弾、第3弾を販売する予定。
搾りたて滓酒生原酒・清酒「唯今無名」720mlは1,050円(税込)。にごり酒純米吟醸・清酒「北の淡雪」720mlは1,365円(税込)。問合せ:0134-22-4364