1月7日(日)13:30、小樽市民会館(花園5)に晴れ着姿の新成人約1,200人が集まり、小樽市の成人式が挙行された。
今年の新成人は、1986(昭和61)年4月2日から1987(昭和62)年4月1日までに生まれた小樽市民1,428人(男720人・女708人)。これは、昨年よりも23人少ない。
成人式では、山田市長が、「どのような困難でも目標に向かって努力してもらいたい。失敗することもあるが、失敗によって多くの知恵を得る。失敗を恐れないで高い目標を目指し、日々の挑戦を忘れないでほしい」と、振り袖や袴などで参加した新成人を前に式辞を送った。
成人代表の田村励奈さんと矢城美穂さんは、「希望を胸に、仲間と支え合いながら、苦難を乗り越えていきたいと思います。今日この場から、自立に向け、心豊かな成人として次代を担う後継者であることを誓います」と誓いの言葉を述べた。
例年、式のあとに餅まきを行っていたが、今年は、山田市長が北海道日本ハムファイターズのユニホーム姿でお年玉抽選会を行い、ラッキーな成人3名に3,000円分の音楽券が当たった。途中、青いハンカチで汗を拭く“ハンカチ王子”ならぬ“ハンカチ市長”といったギャグも披露。最後には、日ハムのヒルマン監督を真似し、「1、2、3、信じられな~い」と叫び、会場に歓声が沸いた。
成人式や抽選会、小樽太鼓衆「鼓響」の打演などの一連の行事を終えた成人は、市民会館内に用意された記念写真コーナーや輪投げ・ダーツなどのゲームコーナーに興じていた。式に参加した三上優希菜・蝦名麻美・前田華織さんは、「式に参加して大人になった気分がします」、「今日は友達みんなで成人に乾杯しようと思います」、「久々に会う友達もいてすごく懐かしかったです」などと、ピースサインで記念撮影していた。
会場の外では強風が吹きつけており、せっかくの晴れ着姿もくずれてしまう人や、急いでタクシーで帰宅する新成人が多く見られた。