ぺったんぺったん。年末の小樽市博物館(色内2)から餅つきの音が広がった。12月10日(日)午前と午後の2回、同館恒例の「おもちつき」が行われた。
この「おもちつき」は、親子で仲良く体験でき、その場でつきたてのお餅が食べられるとあって、会場となった同館の第1展示室には、約100人の親子連れで溢れた。
子供たちは、館員たちの手助けで、大きな杵を振り上げて勢い良く臼に打ち下ろし、もちつき体験を楽しんだ。今年は、これまでに経験したことのない、ひき臼でのきな粉作りにも挑戦した。
用意されたもち米15kgは、子供たちによってあっという間に餅に変わり、子供たちの歓声が館内に広がった。出来立ての餅にすぐにあんこやきな粉がまぶせられ、参加者たちは、「おいしい」、「最高」と口の回りにきな粉をつけながら舌鼓を打っていた。
参加した量徳小の5年生たちは、「とっても美味しい。つきたてのお餅を食べられて嬉しい。これからあんこのお餅も食べるの」と頬を膨らませていた。