小樽美術館に“かわいい恐竜”が集結!

 アクアドラゴンやキングプテラなどの恐竜26匹が、市立小樽美術館(色内1)3階の市民ギャラリーに出現した。
 出現した恐竜たちは、11月11日に開かれたこども美術講座の小学生26人による、ダンボール作りのかわいい恐竜。市内の松本公子さんが講師となり、毎年1回、美術館が主催している講座。
 今年は、ダンボールの恐竜作りに挑戦。市内小学生26人が参加し、市立小樽病院で使わなくなったダンボールを材料にカッターとボンドで思い思いの恐竜を完成させた。形どったダンボールを張り合わせ、ビー玉で目玉を作りあげ、ピンクのリボンをつけたオリジナルの恐竜や、口から火を吹く恐竜も出来上がった。
 会場には、子供たちの恐竜作品と一緒に、恐竜の卵やジャングルをイメージしたネットや草も置かれ、まるで恐竜時代に逆戻りした懐かしい雰囲気が漂う。
 「カッターで切るのが大変だったけど出来て良かった」、「意外と難しかった」などの感想文も添えられている。
 美術館では、「廃材から作品を作り出すユニークな美術講座なので、募集定員もすぐにいっぱいになってしまった。先生の見本を元に作成する人やオリジナルの恐竜を作る子たちがいました。小さな子供はお父さんと協力して作品作りをし、面白い作品が出来上がっています。子供たちから人気のあるこの講座を今後も開催していきたい」としている。
 同作品展は、12月6日(水)から10日(日)までの10:00~17:00。入場無料。

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