小樽商大生が日本酒仕込み体験!


syodai14.jpg 小樽商大(緑3・秋山義昭学長)の学長と学生たちが、12月1日(金)、商大グッズのひとつ、日本酒「小樽緑丘」を製造する田中酒造(株)亀甲蔵(信香町2)を訪れ、日本酒仕込みを体験した。
 同校では、昨年から販売している「小樽緑丘」を自ら製造しようと、今春に田植え、秋には稲刈り体験を行っていた。
 1日(金)には、同校生徒と秋山学長たち11名が、田中酒造の新酒造りの醪(もろみ)作業を体験。仕込みタンクの中にある酒母(しゅぼ)に麹・蒸米・水を入れて仕込む作業で、学生たちが、蒸米をタンクの中に入れ上下にかき混ぜた。
 タンクのかき混ぜ作業は、生徒たちが思っていた以上に大変で、「重い」、「全然動かない」などと声を出しながら、しっかり腰を入れて長い棒を上下に動かしていた。1年生の森木梨紗さん(19)は、「10kgの米を持ち上げるくらい大変でした。お酒はまだ飲んだことありませんが、早く自分が造ったこの日本酒を飲んでみたいです」、4年生の山木真礼さん(22)は、「今造っている日本酒は、来年の僕の卒業式に出荷する予定と聞いているので、本当に良い記念になります」と、出来上がりに期待していた。
 秋山学長は、「初めての貴重な経験が出来た。小樽緑丘を造らなければ出来なかったことで、学生にも良い経験になることでしょう」と、何度もかき混ぜていた。同校では、今後、酒をしぼる“上槽”(じょうそう)を体験し、1月には瓶詰めを行い完成させることにしている。

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