日曜日となったクリスマスイブ・12月24日の小樽市内は、数日振りに、早朝から昼にかけて20cmの降雪に見舞われ、11:00にの積雪深は44cmを記録した。
市内は、降雪ですっかり銀世界に変わり、ホワイトクリスマスを演出していた。雪の中をSLクリスマス号が高い汽笛と黒煙を巻き上げながら、JR小樽駅に15:33に到着した。18:30からはウインベイ小樽のビッグツリー前の小樽港海上で、花火大会が行われ、約800発の花火が打ち上げられ、小樽のイブの夜を彩った。
花火大会は、ウィングベイ小樽を運営する小樽ベイシティ開発のクリスマス恒例イベント「Bay snow 花火大会」。同ショッピングセンターに設置されたビッグツリーをはじめ、マリーナに停泊する船艇のイルミネーションなどで無数の輝きが広がっており、光と光のコラボレーションで夜空を照らした。
今年の開催はちょうど日曜日のクリスマスイブとあって、会場にはカップルや家族らが大勢集まった。花火が打ち上げられるたびに、「うわ~きれい」、「すご~い」などの歓声と拍手が会場に広がった。
ハートの花火が打ち上げられると、女性の「かわいい」、「素敵!」などの声が飛び交った。市内の女性は、「初めて見に来ましたが、こんなにきれいだとは思いませんでした。目の前で花火がドーンと打ち上げられて、すごく感動しました」と、夜空を見上げていた。