年末27日(水)の小樽市内は雨模様! 


1227.jpg 発達中の低気圧の影響で、12月27日(水)の小樽市内は早朝から季節外れの雨模様となり、市民や観光客が傘をさしながら市内を歩く、厳冬期の年末にしては珍しい光景が広がった。
 24日(土)に44cmの積雪深を記録し、本格的な雪が到来したと思われた市内では、27日(水)未明から本格的な雨となった。小樽の12月の平均気温は-0.9℃だが、27日(水)は、最低気温-0.8℃、最高気温3.4℃で1日のほとんどがプラス気温となり、真冬日を脱し温かい日となった。
 発達中の低気圧がもたらした暖かい気温で雨となり、積もっていた雪も瞬く間に解け出した。路面は雪解けの水で濡れ、JR小樽駅前交差点では、傘をさした歩行者が水を跳ね上げて走る車に警戒しながら足早に歩いていた。
 札幌管区気象台は、27日(水)11:30の「暴風と高波に関する北海道地方気象情報 第5号」で、「発達中の低気圧は東北地方にあって、急速に発達しながら27日夜には北海道の南海上に達する見込みです」と発表している。また、後志北部に強風、波浪注意報を出している。