11月30日(木)に続き、12月1日(金)14:17頃、小樽市奥沢1-24-27の藤崎最中種製造所(藤崎正志社長)から火災が発生し、木造2階建170平米を半焼させた。
同所は、1階が工場となっており、2階に藤崎正志さん(80)・よし子(75)さん社長夫妻の自宅があった。14:17頃、1階の工場で仕事していた正志社長と長男祐士さん(44)が、溶けたプラスチックが2階から1階に落下したのを窓越しに目撃し、様子を見に2階に行ったところ、台所から出火しているのを発見した。初期消火し、よし子さんを連れて避難し119番通報した。
通報を受けた小樽市消防本部は、消防車両13台と消防隊員52名を出動させ、消火活動にあたった。消火活動中に、隊員2名が軽いケガをしたが、15:15に鎮火した。
近隣の女性は、「消防車が来る前から煙を吹き上げ、火が燃え上がっていた。無事避難出来たと聞いてひとまず安心ですね」と火災現場を見上げていた。